- 2013-12-09 Mon 20:10:48
- kabe
このエントリーは #kabepy Advent Calendar 2013 の9日目です。
昨日のエントリは @kiris さんの「#kabepy Advent Calendar 2013 #8 スランプの時にやったこと」でした。
壁、登ってますか?
私は3ヶ月ほど気力と体力が低迷しており、実はずっと登っていません。
そんな私がアドベント壁ンダーに参加しちゃっていいのか気になりますが、とりあえず9日目を担当します。
今日のお題は「地方遠征のススメ」です。
インドアボルダーの皆さんは普段決まったジムに通ってる方が多いんじゃないでしょうか。
ジム毎に初回の会員登録の料金がかかりますし、同じジムの課題を順番にクリアしていく楽しみもありますので、日常的に通うジムは2つとか3つくらいなもんだと思います。
(#kabepy の手遅れ達はカード入れに5,6枚程、色んなジムの会員証が入ってるでしょうけど)
私も普段はB-Pump 荻窪店か吉祥寺Volnyがホームグラウンドで、それ以外のジムは誰かに誘われたりイベント事なんかで行くくらいです。
上でも書いたように、特定のジムに通うのにも、もちろんいいことがあります。
ですが今日はあえて違うジム。しかも近隣地域ではなく遠くの土地への遠征をお勧めしたいと思います。
地方遠征をお勧めする理由 その1 異なるクライマーコミュニティに触れられる。
東京でもジムによって雰囲気などが違いますが、地方のジムにいくと都内のジムとはまったく違ったコミュニティが形成されていることが多いです。
地方ではよくありがちなことですが、全員が顔見知りで、出身小学校、中学校、高校、職場などをお互いに知っていて、地域の先輩後輩の関係などがそのままジムの中にも持ち込まれていたりします。
自分の行きつけのジムでそんなのはちょっと勘弁してもらいたい感じですが、たまに遊びにいったジムでこのようなコミュニティが形成されていて、そこに混ざって登るのはなかなか楽しいものです。
教えたり教えられたりだけじゃなく、一緒におやつを食べて休憩したり、その土地の外岩の話を聞いたり。
毎回同じ壁、同じ課題に向き合ってるのとはまったく違う体験ができます。
# とは言っても、以前岩手県盛岡のジムで地元の人だと思って話をしてた人が、実は同じく旅行で来てた某都内のジムの店員さんだったなんていうこともありまして、なんだよどうりで都内のジムに詳しいわけだよとか思ったこともありますが。でもこんなのはレアケースです。
地方遠征をお勧めする理由 その2 課題のテーマが違う
これは別に地方じゃなくてもいいんですが。
屋内ボルダリングは人間が設置した課題を登るので、同じ等級の難易度の課題でも、設置者の意図や哲学によってまったく求められる動きが異なります。
私が普段通ってるジムでいうと、B-Pumpの6級くらいまでは基本ガバが多くて、足は指の付け根のあたりでも乗れるようなでかいホールドが多いです。
一方、吉祥寺Volnyは6級あたりからガバは少なめで指力が求められる課題が多く、ガバでもちょっと悪いので体の使い方をきっちりしないときつい感じです。
足は、スタートの時点でつま先じゃないと乗れないものがほとんどです。
こうした違いは、外岩のための練習としての屋内ボルダリングなのか、1つの独立したジャンルとしてのボルダリングなのか、課題を設置した人の哲学による違いだと思っています。
都内のジムでも、ジム毎にこれだけ違いがあるわけですから、地方へ行くとまったく課題の性格が違います。
横ムーブばっかりのジム。スローパーだらけのジム。スラブがやたら充実してるジム。
こうしたジムの方向性が見えてきたら、課題のクリアの仕方でもなんでもいいのでジムの人と話してみましょう。
どういうテーマで課題を設置してるのか聞けるかもしれませんし、なぜそのテーマなのかというところから、その人のクライミングに対する哲学が見えてきたりします。
地方遠征をお勧めする理由 その3 旅に出る言い訳として
旅に出る理由はなんでもよいと思っています。
例えば私もこんな理由で旅行に出てきました。
「うに丼食べたい」=>「北海道いくか!」
「チビ太のおでん食べたい」=>「静岡いくか!」
「ラフテー食べたい」=>「沖縄いくか!」
あれ、食べ物ばっかりだ。
まぁいいんですが。
で、どうでもいいような理由で旅にでるのもいいんですが、せっかく旅にでるのにその目的が弱いとなんかもったいなく感じてしまうことがあります。
旅費もバカにならないし。
そこで地方遠征です。
「牛たん食べたい」=>「仙台いくか!ついでに仙台で登るか!」
ほらなんか旅立ってもいい感じになりません?
「喫茶マウンテンに登ってみたい」=>「名古屋いくか!ついでに壁も登るか!」
ほら、なんか旅にテーマができた感じになった。
なんかちょっとした食べ物のためだけに旅にでる。なんか贅沢な感じ。
壁遠征のためだけに旅にでる。ちょっと手遅れ臭がして嫌。
だけど、ちょっと美味しい物食べたいし、ついでに壁も登れるから旅にでる。
いいじゃない。
旅行の計画を建てるのが楽しくなります。
ということで、地方遠征っていいよという話でした。
地方のジムを探すのは、[土地の名前] [クライミングジム]とかで適当にググれば見つけられますけど、以下の本に都道府県別クライミングジムリストが載ってるので、眺めながら遠征先を考えるのも楽しいと思います。
インドアボルダリングBOOK (エイムック 2562)
ここで私事ですが、12月28日、29日に宮城県仙台に遠征に行きます。
一応仙台市内で29日まで営業しているジムも調査済み。
もしかすると30日は盛岡にいるかもしれないけど、ここはまだちょっと未定。
上記の日程あたりで宮城県付近にいるクライマーさんは、仙台で僕と握手!
なにかあれば @nakunaru まで。
以上、#kabepy Advent Calendar 2013の9日目でした。
明日は @tmasda さんです。
昨日のエントリは @kiris さんの「#kabepy Advent Calendar 2013 #8 スランプの時にやったこと」でした。
壁、登ってますか?
私は3ヶ月ほど気力と体力が低迷しており、実はずっと登っていません。
そんな私がアドベント壁ンダーに参加しちゃっていいのか気になりますが、とりあえず9日目を担当します。
今日のお題は「地方遠征のススメ」です。
インドアボルダーの皆さんは普段決まったジムに通ってる方が多いんじゃないでしょうか。
ジム毎に初回の会員登録の料金がかかりますし、同じジムの課題を順番にクリアしていく楽しみもありますので、日常的に通うジムは2つとか3つくらいなもんだと思います。
(#kabepy の手遅れ達はカード入れに5,6枚程、色んなジムの会員証が入ってるでしょうけど)
私も普段はB-Pump 荻窪店か吉祥寺Volnyがホームグラウンドで、それ以外のジムは誰かに誘われたりイベント事なんかで行くくらいです。
上でも書いたように、特定のジムに通うのにも、もちろんいいことがあります。
ですが今日はあえて違うジム。しかも近隣地域ではなく遠くの土地への遠征をお勧めしたいと思います。
地方遠征をお勧めする理由 その1 異なるクライマーコミュニティに触れられる。
東京でもジムによって雰囲気などが違いますが、地方のジムにいくと都内のジムとはまったく違ったコミュニティが形成されていることが多いです。
地方ではよくありがちなことですが、全員が顔見知りで、出身小学校、中学校、高校、職場などをお互いに知っていて、地域の先輩後輩の関係などがそのままジムの中にも持ち込まれていたりします。
自分の行きつけのジムでそんなのはちょっと勘弁してもらいたい感じですが、たまに遊びにいったジムでこのようなコミュニティが形成されていて、そこに混ざって登るのはなかなか楽しいものです。
教えたり教えられたりだけじゃなく、一緒におやつを食べて休憩したり、その土地の外岩の話を聞いたり。
毎回同じ壁、同じ課題に向き合ってるのとはまったく違う体験ができます。
# とは言っても、以前岩手県盛岡のジムで地元の人だと思って話をしてた人が、実は同じく旅行で来てた某都内のジムの店員さんだったなんていうこともありまして、なんだよどうりで都内のジムに詳しいわけだよとか思ったこともありますが。でもこんなのはレアケースです。
地方遠征をお勧めする理由 その2 課題のテーマが違う
これは別に地方じゃなくてもいいんですが。
屋内ボルダリングは人間が設置した課題を登るので、同じ等級の難易度の課題でも、設置者の意図や哲学によってまったく求められる動きが異なります。
私が普段通ってるジムでいうと、B-Pumpの6級くらいまでは基本ガバが多くて、足は指の付け根のあたりでも乗れるようなでかいホールドが多いです。
一方、吉祥寺Volnyは6級あたりからガバは少なめで指力が求められる課題が多く、ガバでもちょっと悪いので体の使い方をきっちりしないときつい感じです。
足は、スタートの時点でつま先じゃないと乗れないものがほとんどです。
こうした違いは、外岩のための練習としての屋内ボルダリングなのか、1つの独立したジャンルとしてのボルダリングなのか、課題を設置した人の哲学による違いだと思っています。
都内のジムでも、ジム毎にこれだけ違いがあるわけですから、地方へ行くとまったく課題の性格が違います。
横ムーブばっかりのジム。スローパーだらけのジム。スラブがやたら充実してるジム。
こうしたジムの方向性が見えてきたら、課題のクリアの仕方でもなんでもいいのでジムの人と話してみましょう。
どういうテーマで課題を設置してるのか聞けるかもしれませんし、なぜそのテーマなのかというところから、その人のクライミングに対する哲学が見えてきたりします。
地方遠征をお勧めする理由 その3 旅に出る言い訳として
旅に出る理由はなんでもよいと思っています。
例えば私もこんな理由で旅行に出てきました。
「うに丼食べたい」=>「北海道いくか!」
「チビ太のおでん食べたい」=>「静岡いくか!」
「ラフテー食べたい」=>「沖縄いくか!」
あれ、食べ物ばっかりだ。
まぁいいんですが。
で、どうでもいいような理由で旅にでるのもいいんですが、せっかく旅にでるのにその目的が弱いとなんかもったいなく感じてしまうことがあります。
旅費もバカにならないし。
そこで地方遠征です。
「牛たん食べたい」=>「仙台いくか!ついでに仙台で登るか!」
ほらなんか旅立ってもいい感じになりません?
「喫茶マウンテンに登ってみたい」=>「名古屋いくか!ついでに壁も登るか!」
ほら、なんか旅にテーマができた感じになった。
なんかちょっとした食べ物のためだけに旅にでる。なんか贅沢な感じ。
壁遠征のためだけに旅にでる。ちょっと手遅れ臭がして嫌。
だけど、ちょっと美味しい物食べたいし、ついでに壁も登れるから旅にでる。
いいじゃない。
旅行の計画を建てるのが楽しくなります。
ということで、地方遠征っていいよという話でした。
地方のジムを探すのは、[土地の名前] [クライミングジム]とかで適当にググれば見つけられますけど、以下の本に都道府県別クライミングジムリストが載ってるので、眺めながら遠征先を考えるのも楽しいと思います。
インドアボルダリングBOOK (エイムック 2562)
ここで私事ですが、12月28日、29日に宮城県仙台に遠征に行きます。
一応仙台市内で29日まで営業しているジムも調査済み。
もしかすると30日は盛岡にいるかもしれないけど、ここはまだちょっと未定。
上記の日程あたりで宮城県付近にいるクライマーさんは、仙台で僕と握手!
なにかあれば @nakunaru まで。
以上、#kabepy Advent Calendar 2013の9日目でした。
明日は @tmasda さんです。
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